GSMAがソーシャルグッドのためのビッグデータ・イニシアチブを立ち上げ

カテゴリ:ビジネスワイヤ  投稿日:2017年02月28日

100カ国以上で20億件を超える接続先を網羅する16社の通信事業者が参加

バングラデシュ、ブラジル、インド、ミャンマー、タイで2017年6月に試験的運用を開始

スペイン・バルセロナ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- GSMAは本日、モバイル・ワールド・コングレスにおいて、モバイル通信事業者のビッグデータ能力を活用して伝染病や自然災害を含む人道的危機に対応することを目的に「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」イニシアチブを立ち上げました。本プログラムには、世界の有力モバイル通信事業者16社、すなわちバーティ・エアテル、ドイツ・テレコム、ハチソン、KDDI、KTコーポレーション、ミリコム、MTS、NTTドコモ、オレンジ、SKテレコム、テレフォニカ、テレノール、テリア、トゥルクセル、ボーダフォン、ザインが参加します。これらの通信事業者全体の接続先は、世界100カ国以上、20億件を超えます。本プログラムは国連財団の協賛を受けており、同財団は持続可能な開発データのためのグローバル・パートナーシップ(GPSDD)、デジタル・インパクト・アライアンス(DIAL)といった組織を含む広範にわたるエコシステムとの協力や統合を促進します。伝染病に的を絞った「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」の試験的運用が2017年6月からバングラデシュ、ブラジル、インド、ミャンマー、タイで開始されます。


GSMA事務局長のマッツ・グランリドは、次のように述べています。「モバイル業界は1年前、国連の持続可能な開発目標(SDG)への取り組みを業界一丸となって開始した初の業界となり、9月に発表したGSMAのモバイル業界影響報告書で概説したように、すでにモバイル業界はさまざまなレベルで全17のSDGに影響を与えています。現在、私たちはSDGの達成に対する当業界の影響力をさらに高め、加速させることに力を注いでおり、本日発表したイニシアチブは、人類が直面する最も大きな課題の一つである伝染病と自然災害への対応に大きく貢献することになります。」

人道的危機による損害の低減

伝染病や災害といった人道的危機は甚大な影響を与えます。毎年、人との接触のほか、蚊などの感染源を通じて流行する感染症により1500万人が死亡し、さらに数百万人の人々が重症に陥っています1。過去10年間の災害による被害者は18億人に上ると推測され2、2003年から2013年までの災害による経済的損失は1.5兆ドルに達します3

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」を通じて、モバイル通信事業者は各社のネットワークにより収集された非特定化されたメタデータに基づく重要な洞察を提供し、こうした危機的な状況への対応を支援します。例えば、被害が生じている地域への人の出入りを監視することにより、公的な保健衛生機関は伝染病の有効な予防策を講じ、疾病の流行を抑え、的を絞った適切な救援措置を実施することが可能になります。モバイル・ネットワークによる洞察を活用することにより、人道支援組織は避難、対策、復旧に対するより的確な支援を行うことができます。

スケーラブルな対応の実践

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」イニシアチブの主要な目的は、スケーラブルで共通したプロセスとメカニズムを開拓し、危機に対する時宜を得た対策の立案と対応を支援するエコシステムを確立することにあります。この目標の達成に向けて、GSMAはすべての活動を厳しいプライバシー規定に則ったものとするための行動規範を定めます。さらにGSMAは、共通のアルゴリズムとプロセスを活用して、洞察を生み出すためのプロセスの標準化と洞察および洞察の提供メカニズムを共有するための実質的な標準出力フォーマットの作成を進めています。

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」の試験的な運用が、インドではバーティ・エアテル、ブラジルではテレフォニカ、バングラデシュ、ミャンマーおよびタイではテレノールにより6月から開始されます。複数の事業者により試験的サービスを行う目的は、対策が講じられなければ流行する恐れのある疾病の蔓延を監視、警戒、予測、管理するための共通した機能を構築することにあります。試験では、通信事業者は人間の移動パターンに関する洞察を提供するための共通したデータフィードとアルゴリズムを用いて、非特定化されたメタデータに基づく洞察を提供します。この試験的運用では、現地および国外の政府機関や人道的機関がリソースをいつ、どこで、どのように活用すべきかを判断する際に参考となる有益な洞察を提供するために、医療機関の診療状況、死亡者数、気象データなどの第三者のデータを加味して情報がさらに強化されます。GSMAは、この試験的運用結果を2018年2月のモバイル・ワールド・コングレスで発表する予定です。

SDGへのインパクトの強化

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」イニシアチブは、SDG 1(貧困に終止符)、SDG 3(健康的な生活と福祉)、SDG 9(産業化、イノベーション、インフラ)、SDG 10(不平等の是正)、SDG 11(持続可能な都市と地域社会)、SDG 13(気候変動への対策)、SDG 17(目標達成のためのパートナーシップ)を含む数多くのSDGにプラスの影響を与えていきます。

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」イニシアチブと並行して、GSMAは国連グローバルパルスと共同で「ソーシャルグッドのためのモバイルデータの現状」と題する報告書をまとめました。同報告書では、現在までに明らかになっている証左を総合することにより、モバイルを通じて得られた洞察が重要な公共政策目標の達成に役立つ可能性があることが示されています。また同報告書は、すでに実践されている研究や試験的な取り組み例を紹介するとともに、需要と供給の両面における重要な課題と限界を指摘しています。さらに、持続可能な官民パートナーシップの促進とソーシャルインパクトのためのモバイルデータの活用を推奨しています。詳細情報については、www.gsma.com/mobilefordevelopment/programme/disaster-response/data-for-developmentをご覧ください。

グランリドは、次のように述べています。「『ソーシャルグッドのためのビッグデータ』は、さまざまな分野で社会を良くするためにビッグデータへの投資を行っている世界中の先進国および途上国の大小の通信事業者から寄せられた事例をもとに構築されます。またこのイニシアチブは、災害対応、mHealth(モバイルヘルス)、コネクテッド・リビングなどのGSMAのプログラムにより得られた経験や洞察を、その他の世界的な懸案事項への対応にも加速度的かつ明確な影響を与えることに重点を置いた形で補完することになります。」

「ソーシャルグッドのためのビッグデータ」プログラムに関する詳細情報については、www.gsma.com/betterfuture/bd4sgをご覧ください。

編集者への注記:

1. クリストファー・ダイ「After 2015: Infectious Diseases in a New Era of Health and Development」 Philosophical Transactions of the Royal Society B: Biological Sciences 369.1645 (2014):20130426. PMC. Web. 2017年2月23日:http://rstb.royalsocietypublishing.org/content/369/1645/20130426

2. GSMA人道的接続性憲章:http://www.gsma.com/mobilefordevelopment/wp-content/uploads/2016/12/Charter_Activites_document.pdf

3. 「Impact of Disasters on Agriculture and Food Security」国連食糧農業機関(FAO):http://www.fao.org/3/a-i5128e.pdf

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち約300社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。

詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA

原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20170226005252/en/

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NASAの有人探査・運用ミッション本部のグレッグ・ウィリアムズ氏が、2017年5月にワシントンDCで開催するCapability Counts 2017カンファレンスで基調講演

カテゴリ:ビジネスワイヤ  投稿日:2017年02月27日

NASAとその他の組織が、宇宙と地球でどのように組織の重要能力を継続的に改善しているかを紹介

ピッツバーグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- CMMIインスティテュートが行った最近の調査によると、自社の能力を速やかに機会に適応させる標準的なプロセスが整備されていないと、約50%の組織が回答しています。しかし企業のリーダーは現在、顧客の期待をはるかに上回ることを実現して、市場で他社との差別化を行えるよう、新たな手段を見つける必要性にかつてないほど迫られています。CMMIは25年以上にわたり、ハネウェル、ロッキード・マーチン、ボーイング、富士通、IBM、HP、マイクロソフト、オラクル、シスコ・システムズ、インテルを含む何千もの企業が、自社の能力を評価し、優れた業績を促進できるように支援してきました。


ワシントンDC郊外のバージニア州アレクサンドリアで、2017年5月16~17日に開催する毎年恒例のCapability Countsカンファレンスに参加し、自社を差別化できる主要な能力を特定する方法について、当社の専門知識とリソースを活用してください。カンファレンスは、能力の高い成熟した組織であることが何を意味するかに焦点を当てた実用的な知見や、継続的な改善の文化を生み出す方法に関する成功事例を紹介します。

CMMIインスティテュートのカーク・ボトゥーラ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「能力は戦略の基礎的要素です。そして戦略が、競争の仕方を決めます。つまり能力は競争力であると言えます。Capability Counts 2017プログラムは、事業成長を促進する戦略を立て、自社の能力を活用して競争優位性と継続的な改善の文化を生み出している組織に、スポットを当てます。」

多彩な経歴と経験を持ち、業績と能力の改善に専心している何百人もの専門家がさまざまな国から来場するので、ぜひご参加ください。80以上のセッション、実践的チュートリアル、双方向パネルディスカッションなど、多数のイベントからお選びいただけます。また1対1のコンサルティングを受けたり、さまざまな経歴を持つ多様な業界の世界的なCMMIの専門家から学んだりできます。ハネウェル、シーメンス、ガーミン、エトナ、NASA、CAE、マイター、デロイトから専門家が参加して、知識や経験を共有します。

カンファレンスのオープニング基調講演は、NASAの有人探査・運用ミッション本部(HEOMD)で政策・計画の副長官代理を務めるグレッグ・ウィリアムズ氏が行います。

ウィリアムズ氏は、HEOMDがNASAの有人宇宙探査プログラムの将来的な針路を定める手助けをしています。同氏は、NASAの内外で実施される有人宇宙飛行プログラムに関連した、政策環境の形成と対応に取り組んでいます。ウィリアムズ氏は基調講演で、NASAの将来のビジョン、探査プラン、将来のミッションについて語ります。

あらゆるレベルの専門家が、Capability Counts 2017で最良事例とソリューションについて学ぶことができます。参加者は7つのトラックからセッションを選び、2日間のスケジュールをカスタマイズできます。製品とサービスの提供で成功するために、自社の能力を活用して競合他社をしのいだ方法について、業界専門家がノウハウを共有します。また医療分野の組織と政府機関が、CMMI導入と能力改善に関する説得力のある体験談を披露します。CMMIをアジャイル、SAFe、カンバン、ITILといった他の手法と共に導入・実践して、業績を改善した組織の事例も聞くことができます。来場者は、「高成熟度評価 - HMに関する誤解トップ10」、「アジャイルおよびCMMIの検証・実証の調和」、「アジャイルとDevOps実践によるCMMI高成熟度事例の客観的ビジョン」、「CMMI SVCと消費者重視の医療 - 未来を実現」、「ホラクラシー:CMMI活用で組織を根本的に変革しながらヒエラルキーを廃止」、「規制環境における俊敏性の規模拡大」といった、多数の魅力的なセッションに参加することができます。

Capability Counts 2017に参加する4つのメリット

  1. 競争力を実現するために、能力の合理化に専心している世界のビジネスリーダーと交流
  2. 双方向パネルディスカッションや洞察力に富んだ基調講演など、7つのトラックで提供する80以上のセッションから選択
  3. 業界専門家による即利用可能なリソーツとツールを持ち帰り、組織内で共有
  4. 脈構築をしながら、同業者と最優良事例やビジネス課題を共有

さらに、カンファレンス前の半日チュートリアルとして実施する「ゲーマー路地」ワークショップや、プライベートのコーチングセッションに参加して、カンファレンス体験の価値をさらに高めることができます。

CMMIインスティテュートによるCapability Counts 2017カンファレンスと登録の詳細については、 http://CMMIConferences.comをご覧ください。

CMMI®インスティテュートについて

CMMIインスティテュート(CMMIinstitute.com )は、人、プロセス、テクノロジーのベストプラクティス推進における世界的リーダーです。当インスティテュートは、組織が業務をベストプラクティスと比較して業績のギャップを見極めることによって、組織の能力をベンチマーク評価し、成熟度を確立するための手段と支援を提供します。25年以上にわたり、航空宇宙、金融、医療、ソフトウエア、防衛、運輸、通信を含め、多様な業界の数多くの優秀な組織がCMMI成熟レベル評価を獲得し、有能なビジネスパートナーやサプライヤーであることを証明しています。CMMIインスティテュートは、技術が持つ有益な可能性を実現できるように専門家を支援する世界的な非営利組織であるISACAの傘下にあります。組織の業績向上を支援するCMMIの詳細については、CMMIinstitute.com.をご覧ください。

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