ソウル半導体、欧州で「ヒューマンセントリック照明と健康」をテーマとするシンポジウムを開催

カテゴリ:ビジネスワイヤ  投稿日:2018年03月30日

韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーのSeoul Semiconductor Co., Ltd. (本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル半導体」)は、光が健康と生体リズムに与える影響を、科学的、客観的に究明したシンポジウムを、世界最大級の照明展示会Light & Buildingで開催したことを発表した。ドイツ・フランクフルトで開催されたシンポジウムでは、「ヒューマンセントリック照明と健康」がテーマとして扱われた。



今回のシンポジウムでは、すでにBBCドキュメンタリー体内時計でよく知られている光と睡眠、生体リズムの研究分野の世界的権威であるオックスフォード大学のラッセル・フォスター(Russell Foster)博士、オックスフォード大学のマニュエル・スピッチェン(Manuel Spitschan)博士、ニューヨークのMount Sinai Hospitalのオクタビオ・ペレス(Octavio L. Perez)博士が講演者として参加し、光が睡眠と健康、生体リズムに与える影響についての研究結果を発表し、将来、照明が進むべき方向について考察する時間となった。

光と睡眠、生体リズムの研究に関する世界的権威として認められているラッセル・フォスター博士は、「光は、私たちに空間を認知できるようにしてくれるだけでなく、生体リズムと睡眠を調節して、時間を認知する決定的な役割を果たしている」と述べ、「健康で幸せな生活を維持するためには、最適な睡眠や生体リズムを維持しなければならず、生体リズムを阻害する現在の人工的な照明システムを太陽のような光を提供する人間中心的な照明(ヒューマンセントリックライティング)に変えていかなければならない」と強調した。

オックスフォード大学マニュエル・スピッチェン博士は「光は人間の目と脳に非常に大きな影響を及ぼしており、その原因は、私たちの目の網膜内の神経節細胞に存在する光受容体と呼ばれる赤、緑、青の光を認知する要素が光の色(スペクトル)を受け入れる程度が異なるためである」と述べ、「特に、脳と直接連結し、光から来る信号を脳に伝達する感光性網膜神経節細胞(ipRGC: intrinsically photosensitive retinal ganglion cell)は、特定の波長帯の青色光に特に敏感に反応し、この細胞が活性化されると、睡眠を調節するホルモンであるメラトニンの生成が阻害され、24時間周期の生体リズムに影響を与える」と光が生体リズムに及ぼす影響について力説した。

日光の重要性と、次世代建築基準、そして、太陽光LEDのSunLikeについて発表したMount Sinai Hospitalのオクタビオ・ペレス博士は、「採光のよい建物、つまり、太陽の光が多く入ってくる建物に住んでいる人々は、電気を使用して、室内を明るくする人工照明の下で暮らす人々よりも、一般的に、より健康で生活の満足度が高いが、これは人工照明と太陽光のスペクトルは非常に異なる特性を示すからである」と述べ、「蛍光灯、LEDなど不規則な波長のスペクトルを示す人工照明は、ユーザーの生体リズムと視力を阻害し、長期的に人体に悪影響を与えると言われているが、人工照明の短所を補完したSunLikeは、太陽に最も近いスペクトル分布となっているため、視力と色再現性の観点から非常に優れた特徴を示し、最も理想的な建築照明として今後ますます利用されるようになるだろう」と述べた。

また、「SunLikeのような自然光照明の発展は、未来の建築基準、デザインなどに大きな革新をもたらすものであり、今後、室内でも太陽のような良質な光を享受できるように、さらに厳格な照明基準が設けられることが予想されるため、照明企業は、自然光照明の開発に一層注力すべきで」と強調した。

SunLikeは、ソウル半導体と東芝マテリアル株式会社が共同開発した自然光LEDである。ソウル半導体の光半導体技術と東芝マテリアル社の波長変換技術であるTRI-R技術が融合して、太陽に最も近い光を実現する。SunLikeは、ドイツで最も多くの購読者数を誇る電気電子専門誌Elektronik誌が授与するプロダクト・オブ・ザ・イヤー(オプトエレクトロニクス部門1位)に選ばれ、最高の革新性と技術力を認められた。

ソウル半導体でグローバルマーケティンググループを統括するウォン・ジョンホ副社長は、「生体リズムを調節する遺伝子の存在を究明した功労で、昨年ノーベル生理医学賞を受賞した研究者らの研究結果によると、生体リズムは、人間の行動、ホルモンレベル、睡眠、体温、新陳代謝など、体内の主要な機能を制御し、植物や動物、人間を含むすべての多細胞生物の細胞で同じ原理で動作すると言われています」と述べ、「これは太陽によって形成された24時間周期の生体リズムを正常に維持することがどれほど重要なのかを端的に示す研究結果です」と述べた。また、「光が人間の生体リズムと睡眠、健康への影響について科学的、客観的根拠を提示した今回のシンポジウムは、自然光照明の重要性と必要性 に対する人々の関心と認識を高め、照明が進むべき方向を考察する意義深いイベントになった」とし、「太陽に近い光のSunLikeは、ヒューマンセントリック照明時代を開いていく次世代光源として認められており、SunLikeの普及拡大のために最善を尽くしたい」と述べた。

TRI-R技術について

TRI-Rは東芝マテリアル株式会社の登録商標です。TRI-Rは、自然光のコンセプトとスペクトル技術によって開発された、太陽光のスペクトルを再現する自然光LED光源技術です。

ソウル半導体について

ソウル半導体は、世界LED市場で4位(2017年実績)のLED専門企業である。12,000件以上の特許ポートフォリオと差別化製品をベースに、照明や自動車、IT、紫外線全領域の様々なLED製品を量産し、急速に変化するLED市場に柔軟に対応している。特に、パッケージのないLED “Wicop”、交流と高電圧LEDの技術”Acrich"、従来のLEDよりも10倍以上明るい”nPola"、最先端の紫外線クリーン技術”Violeds"、全方向に光を発散する「フィラメントLED」技術、高集積素子技術”MJT:Multi Junction Technology”が適用されたCOB (Chip On Board)タイプのLED “Acrich COB"、太陽に最も近い自然光LED ”SunLike”など、世界に先駆けて開発した差別化製品で、世界中のLED業界をリードしている。ソウル半導体に関する最新情報は http://www.seoulsemicon.com/jp/ を参照。


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BioWa、LonzaおよびTillotts Pharma AGによるPOTELLIGENT® CHOK1SV™ 技術におけるライセンス契約締結のお知らせ

カテゴリ:ビジネスワイヤ  投稿日:2018年03月27日

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本ニュースリリースは、協和発酵キリン株式会社の米国子会社であるBioWa Inc.と、Lonza社ファーマ&バイオテク部門が3月22日に共同で発表した英文プレスリリースの内容の一部を日本語に翻訳、再構成し、発表しています。本ニュースリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先しますことをご留意下さい。
<3社共同プレスリリースURL>
http://www.kyowa-kirin.com/biowa/news_releases/pdf/2018/pr_biowa_lonza_tillotts_2018_03_22.pdf


協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「協和発酵キリン」)の米国子会社であるBioWa, Inc.社(本社:米国ニュージャージー州プリンストン、以下「BioWa」)とLonza社ファーマ&バイオテク部門(スイス、バーゼル、以下「Lonza」)は、Tillotts Pharma AG社(本社:スイスRheinfelden、以下「Tillotts」)とPOTELLIGENT® 注1CHOK1SV™技術使用許諾契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

今回締結した契約に基づき、TillottsはBioWa, Lonza両社で所有ならびにライセンスを行うPOTELLIGENT® CHOK1SV™ 技術を、Tillotts社が開発中の抗体医薬であるTP10に応用し、今後研究・開発を行う権利を獲得しました。POTELLIGENT® CHOK1SV™ 技術は抗体の抗体依存性細胞障害(ADCC)活性注2を向上させ、標的となる細胞障害活性を高める技術です。

POTELLIGENT® CHOK1SV™は、BioWaの糖鎖改変によるADCCを活性化させるPOTELLIGENT® 技術を、LonzaのGS Gene Expression System™の宿主細胞であるCHOK1SV™細胞に組み込んだ抗体生産細胞であり、CHOK1SV™細胞の高生産性、堅牢性、スケールアップの容易さおよび確立された生産プラットフォームを有するという利点を引き継いでいます。

POTELLIGENT® CHOK1SV™技術は、BioWa、Lonza両社とのライセンス契約で提供されています。POTELLIGENT® CHOK1SV™技術に関する詳細な情報については、GSLonza@lonza.comあるいは www.kyowa-kirin.com/biowa/contact_us/index.htmlへお問い合わせください。

注1.POTELLIGENT® 技術
POTELLIGENT® 技術は抗体医薬の作用機序の一つであるADCC活性を高める技術です。これは抗体生産細胞のfucosyl transferaseを欠損させ、抗体の糖鎖のフコース含有量を低下させることにより、ADCC活性を高めた抗体医薬を生産する技術です。
本日現在まで本技術を応用した抗体医薬品として、協和発酵キリンは抗CCR4抗体であるポテリジオ(日本製品名「ポテリジオ® 」、一般名: mogamulizumab)の成人T細胞性白血病(ATL)、皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)適応での製造販売承認を日本で受けています。また協和発酵キリンは、ポテリジオのCTCL適応での製造販売承認を米国食品医薬品局(FDA)ならびに欧州医薬品庁(EMA)に申請中です。
また、BioWaのパートナーである英国AstraZeneca社ならびにその子会社である米国MedImmune社は、本技術を応用したインターロイキン-5αサブユニットを標的とした抗体医薬品であるFasenra™(benralizumab)の製造販売承認をFDA, EMAならびに日本の厚生労働省から取得しております。

注2. 抗体依存性細胞障害(ADCC:Antibody-Dependent Cellular Cytotoxicity )
抗体依存性細胞障害(ADCC)は免疫応答の1種です。標的細胞にある抗原に抗体が結合すると、その抗体にエフェクター細胞 (NK 細胞など)が結合します。その後、エフェクター細胞によって抗原を持つ標的細胞が除去されます。


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中村 博樹
03-5205-7205
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