「健康食品安全情報システム」事業開始
日本医師会は1月19日の定例記者会見で、「健康食品安全情報システム」事業を開始すると発表した。これは市場において健康食品の利用状況が右肩上がりで、2兆円近くを占めている現状を踏まえた対策で、医療提供者の立場から見た副作用、アレルギー、医薬品との相互作用の発生情報などを、日本医師会会員らで的確に管理するためのシステムである。健康食品を提供している民間企業が薬事法に違反していないかどうか、なども含め今後の健康食品による健康被害を未然に防ぐことに、このシステムを継続していくことが重要課題と考えられる。(中立元樹)
リンク
1. 日本医師会HP
2. 定例記者会見日本医師会「健康食品安全情報システム」事業について