【モンゴル】モンゴル岩塩の使い方
モンゴル岩塩は大きく3種類に分けられる。岩塩は料理だけでなく、治療用として伝統医薬に使われている。この岩塩の特徴は、ヨウ素をたくさん含んでいるため、沿海地域ではモンゴルではヨウ素の多い海藻が利用できないが、岩塩の使用により大陸内陸部のモンゴルでもヨード欠乏症の予防になる。他に風邪予防のためのうがい用や湿布としても使われている。
モンゴル岩塩は、モンゴル国の北西部、ウヴス県 (Uvs Aimag) のウヴス・ヌール盆地 (Uvs Nuur Basin) に位置する岩塩鉱床より採掘される。モンゴルでは、この岩塩鉱床で採掘される岩塩のみを限定して、ジャムツ・ダウス (Jamts Davs) と呼ばれる。モンゴルの大きな病院には、ジャムツ・ダウスの上を 歩いて血圧を下げる療法がある。胃腸の調子が悪い時は、お茶に入れて飲んだりもする。肌に湿疹ができた時や、ニキビができたときには、 患部にお湯に溶いて塗る。赤ん坊が夜泣きした時には、岩塩の塊を舐めさせる。モンゴルでは 健康体を維持するために大事な存在となっている。(オド 2012年9月10日)
大自然モンゴルの岩塩ジャムツダウス かち割りタイプ 250g