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ピンクリボンが25周年:ザ エスティ ローダー カンパニーズの乳がんキャンペーンが25年目の節目を迎える

ピンクリボンの共同創設者で乳がん運動支援者のエヴリン・H・ローダーの人生と業績を称えるキャンペーン

ザ エスティ ローダー カンパニーズは現在までに7000万ドルを調達し、過去最大規模の資金調達目標に取り組む

ニューヨーク–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — ザ エスティ ローダー
カンパニーズは、乳がんキャンペーン(旧「乳がん早期発見啓発キャンペーン」)の25周年を祝し、先見的な故エヴリン・H・ローダーによる象徴的なピンクリボンの共同創設を称えます。


25年前にはピンクリボンはありませんでした。世界中の女性が乳がんで死亡し、それに関する議論はほとんどありませんでした。エヴリン・H・ローダーは、早急に乳がんを最前線に位置付け、この世界的な健康問題に光を当てる必要があると考えました。1992年に、ローダーはピンクリボンを共同創設してザ
エスティ ローダー
カンパニーズの乳がんキャンペーン(以下「キャンペーン」)を立ち上げ、乳がん運動のパイオニアとなりました。1年後には、乳がん研究専用に資金調達を行うべく非営利団体の乳がん研究財団(BCRF)を設立しました。今日、ピンクリボンは乳房の健康の象徴として広く使用されるようになりました。そして、キャンペーンは乳がん啓発の世界的リーダーとなり、世界的な運動を呼び起こしています。この運動により革新的な研究や啓発活動に資金が提供され、意味ある行動が生まれています。

25周年を記念して、ザ エスティ ローダー
カンパニーズは乳がんのない世界を創造するという新しい使命を掲げます。大胆で示唆に富む傷んだピンクリボンのビジュアルを採用し、この病気の治癒に向けた25年に及ぶ努力、献身、影響を示しています。それは、25年後にはピンクリボンが必要なくなり、乳がんは過去のものとなるようにという希望も表しています。キャンペーンから「早期発見啓発」という言葉を除いたのは、乳がんが世界的な注目を十分に集めるようになり、「さあ、乳がんを終わらせよう」という新しいスローガンと共に未来へ進み始めたからです。

キャンペーンは現在、世界70カ国以上で実施されており、最も差し迫ったニーズのある地域に対応するために60以上の地域組織と提携しています。キャンペーンは、世界の研究、教育、医療サービスを支援するために7000万ドル以上を調達し、BCRFを通じて225の医学研究助成金に資金を提供(資金調達総額から5600万ドルを拠出)しています。現在までの成果は次の通りです。

  • 乳がんの死亡率が1980年代後半から38%低下1
  • 乳がんが早期に発見された場合、5年生存率は90%を上回る2
  • 乳がんが1つの病気ではなく、いくつかの種類があると判明したため、治療が各人の乳がんの種類に合わせてカスタマイズされるようになった
  • 外科手術は侵襲的ではなく、ほとんどの女性は乳房の完全な切除(乳腺切除術)ではなく腫瘍摘出手術を受けられるようになった

故人である母親の功績を継続して称え、誇りを持ってキャンペーンの活動を世界的に支援するザ エスティ ローダー
カンパニーズのウィリアム・P・ローダー執行会長は、次のように述べています。「重要研究の発展支援、啓発活動、乳がんの特定・治療を妨げ得る文化的障壁の撤廃支援は、母エヴリン・H・ローダーが25年前に乳がんキャンペーンを創設して以来の当社の中心的な焦点です。私は、従業員が示す情熱や気遣い、そしてパートナー企業の惜しみない献身によって、絶え間なく謙虚さを取り戻し、力を与えられています。皆さまの活動によって、私たちは毎日、世界的な乳がん撲滅に近づいています。一企業として、私たちの取り組みが揺らいだことはなく、今後も揺らぐことはありません。」

キャンペーンは、世界中のパートナーや影響力のある人々を結び付け、良い変化をもたらすために共に行動して鼓舞し合うことの力を実証しています。乳がんキャンペーンの世界大使を務めるエリザベス・ハーレー氏は、次のように述べています。「ザ
エスティ ローダー
カンパニーズの乳がんキャンペーンの世界大使として各地に出向く中で、私は乳がん研究の前進がもたらす希望を常に目にしてきました。私は、乳がんと戦う人々の強さや、その戦いを支える友人や家族の強さを直接見てきました。互いに協力して成果を挙げることで、乳がんをなくすことができると本当に信じています。」

ザ エスティ ローダー カンパニーズは、キャンペーンの支援に向けて世界的な取り組みを開始します。

  • 財政支援の形で1年間に過去最大規模の800万ドルを拠出
  • ソーシャルメディアでの資金調達活動として、ザ エスティ ローダー
    カンパニーズは2017年9月15日~2017年10月31日に#PinkRibbon25と#ELCdonatesを使用してインスタグラムまたはツイッターに投稿されたユニークポストごとに、BCRFを通じて乳がん研究30分の費用として25ドルを寄付。目標は、最大500時間分の研究費の拠出
  • ニューヨーク市のエンパイアステートビルやパリのエッフェル塔など、世界各地の建物、モニュメント、ランドマークを明るいピンクの光で照らし、乳房の健康について啓発
  • エヴリン・H・ローダーを称え、進歩に光を当てるソフィー・ホーランド監督によるドキュメンタリー短編映画「Unraveling the Pink
    Ribbon: Creating a Breast Cancer-Free
    World(ピンクリボンを解く:乳がんのない世界の創造)」をリリース
  • 世界各地のザ エスティ ローダー カンパニーズの美容ブランド・カウンターで情報冊子とピンクリボンを配布

ザ エスティ ローダー カンパニーズのファブリツィオ・フリーダ社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ザ エスティ ローダー
カンパニーズは、長年にわたり世界中の地域社会に影響を及ぼそうと努めてきました。乳がんキャンペーンを通じた私たちの取り組みは、この目的を反映するものです。私たちがこの運動で実現した知識向上は私たちの大きな誇りです。それがキャンペーンの次の段階である「乳がん撲滅」に力を与えます。私たちは、これが最終段階となるよう願っています。」

ザ エスティ ローダー カンパニーズの以下のブランドがキャンペーンの使命をサポートします:アヴェダ、ボビイ ブラウン、バンブル アンド
バンブル、クリニーク、ダルファン、DKNY、ダナ キャラン、エスティ ローダー、ジョー マローン ロンドン、ラ・メール、ラボ
シリーズ、オリジンズ、プリスクリプティブ、スマッシュボックス、トム フォード ビューティ、トリー
バーチ。各ブランドは、ピンクリボン商品の販売やBCRFまたは世界中の他の慈善団体に寄付を行うことで貢献します。この内容は国や組織により異なります。

ザ エスティ ローダー
カンパニーズの乳がんキャンペーン25周年をサポートするには、bcacampaign.comをご覧になり、ソーシャルメディアで@bcacampaignをフォローし、#PinkRibbon25を使用してください。

ザ エスティ ローダー カンパニーズについて


エスティ ローダー カンパニーズ
は、高品質のスキンケア、メークアップ、フレグランス、ヘアケア製品を製造・販売する世界的リーダー企業の1つです。当社の製品は150を超える国と地域で販売され、そのブランドには、エスティ
ローダー、アラミス、クリニーク、プリスクリプティブ、ラボ シリーズ、オリジンズ、トミー ヒルフィガー、M・A・C、キトン、ラ・メール、ボビイ
ブラウン、ダナ キャラン ニューヨーク、DKNY、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、バンブル アンド バンブル、マイケル
コース、ダルファン、トム フォード、スマッシュボックス、エルメネジルド ゼニア、エアリン、トリー バーチ、ロダン
オリオルッソ、ルラボ、エディション・ドゥ・パルファン・フレデリック・マル、グラムグロー、バイ・キリアン、ベッカ、トゥー フェイスドがあります。

1. 出典:American Cancer Society Cancer Facts and Figures 2017(https://www.cancer.org/research/cancer-facts-statistics/all-cancer-facts-figures/cancer-facts-figures-2017.html

2. 出典:American Cancer Society Understanding Breast Cancer Survival Rates(https://www.cancer.org/cancer/breast-cancer/understanding-a-breast-cancer-diagnosis/breast-cancer-survival-rates.html

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The Estée Lauder Companies
Bari Seiden-Young, 212-572-4475
bseiden@estee.com