ファインデックス、キヤノンメディカルシステムズ株式会社との業務提携の基本合意に関するお知らせ
東京–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) — 株式会社ファインデックス(東証一部:3649
本社:東京
社長:相原輝夫、以下ファインデックス)は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、キヤノンメディカルシステムズ株式会社(本社:栃木県大田原市、社長:瀧口登志夫)との間で、医療情報システム事業に関する業務提携を行うことについての基本的な合意文書を締結することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.業務提携の理由
当社グループは、医療機関内の検査データや文書データ等を一元管理し、これを有効に利活用するためのシステムを幅広く提供するとともに、今後は、これらのシステムが管理する種々のデータやヘルスケアデータの、オープンな環境のもとでの収集・統合・解析・可視化をすすめ、遠隔医療や医療費削減、国民の健康管理、予防医療の推進、業務上の安全管理など、国策にも貢献し得る事業を展開してまいります。
医療業界にあってはその技術が日進月歩で進化するため、市場のあり方や市場に対する適切なアプローチも日々変化します。こうした状況に対して常に最適の製品・サービスを提供し続け、あるいは新たな技術により市場を創出していくために、医療システム業界においてプレゼンスを発揮している両社がベンダーニュートラルという考え方の下、その強みをもって互いに補完しあうことで、より大きなシナジーを得ることを目的に業務提携を行うものであります。
2.業務提携の内容
キヤノンメディカルシステムズが強みを持つコンピュータ断層撮影装置(CT)システム、X線診断システム、磁気共鳴画像装置(MRI)システム等のデータをはじめとする医療データを共有・統合する医療情報統合管理システムと、当社製品を組み合わせることで医療機関での診療効率やデータ管理の劇的な向上を実現します。また、研究開発面での提携および全国各地に優秀な人材を擁するキヤノンメディカルシステムズの販売網を活用した新たな製品を含む両社製品の販売促進を進めていくためのものです。詳細につきましては、今後両社で協議の上決定してまいります。
3.業務提携の相手先の概要 |
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(1) | 名称 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | ||||||
(2) | 所在地 | 栃木県大田原市下石上1385番地 | ||||||
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 瀧口 登志夫 | ||||||
(4) | 事業内容 |
医療用機器(X線診断システム、CTシステム、MRIシステム、超音波診断システム、放射線治療装置、核医学診断システム、検体検査システム、ヘルスケアITソリューション など)の開発、製造、販売、技術サービス |
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(5) | 資本金 | 207億50円 | ||||||
(6) | 設立年月日 | 1948年9月23日(創業 1930年10月10日) | ||||||
(7) | 大株主及び持株比率 | キヤノン株式会社 99%、Canon U.S.A.Inc 1% | ||||||
(8) |
上場会社と当該会社との間の関係 |
資本関係 |
該当事項はありません。 | |||||
人的関係 |
該当事項はありません。 | |||||||
取引関係 | 当社は当該会社より医療情報システムの導入を受注しております。 | |||||||
関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 | |||||||
(9) | 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 | |||||||
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決算期 |
平成27年3期 | 平成28年3期 | 平成29年3期 | ||||
純資産 | 70,432百万円 | 63,471百万円 | - | |||||
総資産 | 196,170百万円 | 249,789百万円 | - | |||||
1株当たり連結純資産 | 521.80円 | - | - | |||||
売上高 | 279,967百万円 | 291,310百万円 | - | |||||
営業利益 | 17,700百万円 | 8,223百万円 | - | |||||
経常利益 | 22,190百万円 | 21,610百万円 | - | |||||
当期純利益 | 15,849百万円 | 16,378百万円 | - | |||||
1株当たり当期純利益 | 117.42円 | - | - | |||||
1株当たり配当金 | 51.10円 | - | - | |||||
(注)平成29年3月期は、未上場であり非公開であるため記載を省略しております。 |
4.日 程 |
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(1)取締役会決議日 | 平成30年1月26日 | |
(2)基本合意の締結日 | 平成30年1月26日 | |
5.今後の見通し
当社の平成 30
年12月期の連結業績に与える影響は現在精査中であります。今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
以 上
(参考)当期業績予想(平成30年1月24日公表分)及び前期実績 |
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(百万円) |
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売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |||||
当期業績予想 |
3,280 | 590 | 590 | 410 | ||||
前期実績 |
3,288 | 724 | 724 | 499 | ||||
株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータ活用による研究や病院経営を支援してきました。ファインデックスの医療ソリューションは、全国の大学病院から診療所まで幅広い医療機関で利用されており、国立大学病院の80%以上、大規模病院の50%以上という高いシェアを獲得しています。医療以外の分野においても文書管理を中心とした業務効率化ソリューションを展開しており、AIを利用したデータ活用ビジネスにも取り組んでいます。
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