台湾の第2回年次患者安全大会で医療団体16組織が重要な誓約を行う
台湾・台中–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) —
患者安全運動財団(PSMF)は、2018年4月21日に台湾の台中で台湾病人安全推広同好会(TPSCC)が主催した第2回年次患者安全大会でTPSCCと会合を持ちました。14軒の病院を含む16組織の医療機関が、医療の質を向上させ予防可能な病院での被害や死亡を根絶することが証明済みで根拠に基づくPSMFの「実施可能な患者安全ソリューション」(APSS)の導入を誓約しました。
患者安全運動財団創設者のジョー・キアニ会長は、次のように説明しています。「以前述べたことですが、私たちは予防可能な患者死亡の根絶を期待するのではなく、根絶するための計画を立てる必要があります。私たちは、あらゆるところで台湾の各病院が患者のために行動するよう取りまとめたチャン・リャオミン医師(M.D.、Ph.D.)と台湾病人安全推広同好会のリーダーシップに感動しています。行動によってのみ、病院での予防可能な被害を根絶することが可能です。」
大会でキアニ会長はショートビデオで出席者を歓迎しました。各病院の指導者や幹部らはステージに上がり、導入された場合にそれぞれの施設で提供するケアを改善することになるAPSSを導入するとの誓約を公に発表しました。誓約を行った病院およびパートナーのリストは下記の通りです。
- 国軍台中総医院
- 台東医院
- 台中栄民総医院嘉義分院
- 衛生福利部屏東医院
- 衛生福利部基隆医院
- 衛生福利部台北医院
- 衛生福利部嘉南療養院
- 衛生福利部花蓮医院
- 屏東基督教医院
- 若瑟医院
- 童総合医院
- 衛生福利部澎湖医院
- 仏教慈済医療財団台中慈済医院
- 彰化基督教児童医院
- 誓約パートナー:台湾医療品質協会
- 誓約パートナー:友信医療集団
また大会ではジョンズ・ホプキンズ病院のポリシーマネジメント&インテグレーション担当ディレクターを務めるMaria
Cvach氏と、九州大学病院医療安全管理部の後信医師/教授も発言しました。患者安全運動財団のアリアナ・ロングレー副会長は、TPSCCが海外でPSMFの最も積極的な誓約パートナーの1つとして行っている活動を支えるために参加しました。TPSCCがヘルスケアエコシステムを統一するためにPSMFと協力している中で、120人以上の支援者が大会に出席しました。
チャン・リャオミン博士は、次のように説明しています。「私たちは患者安全を向上させるため、話を聞くだけではなく行動する必要があります。16の病院およびパートナーは患者安全を向上させることが証明済みの根拠に基づくプロセスを導入し、強力なリーダーシップを示しており、これらすべてによる確固とした取り組みに感動しています。2回の大会で行われた誓約を合わせると、台湾の行政区22区中19区が患者安全の対策を受け入れ、予防可能な死亡の2020年までの根絶を誓約したことになります。」
大会に続き、ロングレー副会長はTPSCCの会長であるチャン・リャオミン博士と共に地域の病院を訪問しました。台湾の病院は病院における患者安全向上に向け、意識を高め行動を起こすことを目的に2回の大会を実施していますが、今回が昨年に続いて2回目となります。昨年は台湾の19軒の病院がAPSS導入を誓約しています。
本大会または患者安全運動財団の詳細情報については、patientsafetymovement.orgをご覧いただくか、広報担当マネジャーのTanya
Lyon((949) 351-2858またはtanya.lyon@patientsafetymovement.org)までご連絡ください。
患者安全運動財団について:
毎年、米国の病院では患者20万人以上、そして世界で300万人が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団(PSMF)は、2020年までにこれら予防可能な死亡をゼロまで(0X2020)減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。PSMFは、すべての関係者と協力して、実施可能なソリューションをもって問題に取り組みます。当財団は、世界患者安全・科学・技術サミットも開催し、世界最高の良心の一部を呼び集めて、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わします。患者安全運動財団は、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きいソリューションである「実施可能な患者安全ソリューション」を紹介し、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」を導入するよう呼び掛けることで、2020年までに予防可能な死亡の根絶に向けた活動を続けています。http://patientsafetymovement.org/をご覧ください。
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