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肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンを含む同時接種の男児が死亡・原因究明へ

熊本市の医療機関で、2月にヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを含む3種混合ワクチンを同時接種した熊本市の7カ月の男の子が、7日後に死亡していたことがわかった。ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを含むワクチンの同時接種後に死亡する同様のケースが全国で相次いでいて、今回で6例目となることから、厚生労働省は小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種を一時的に見合わせることを決め、自治体及び関係製造販売業者に連絡した。さらに、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を合同で開催し、今回の男児の死亡事故原因の解明に早急に取り組むという。(中立元樹)

リンク

1. 厚生労働省HP

2. 小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて

3.【書籍】Hib感染症とHibワクチン