Vitruvianがフレックスグローバルの過半数株式をブリッジポイントより取得
英アマーシャム & 米ペンシルベニア州マルバーン–(BUSINESS WIRE)–(ビジネスワイヤ) —
ライフサイエンス産業向けの電子治験マスターファイル(eTMF)システム/サービスの提供に関し世界的に有名なソートリーダー/専門家集団であるフレックスグローバルは本日、Vitruvian
Partners(Vitruvian)が運営するファンドより大規模な出資を受けたと発表しました。取引によりVitruvianはフレックスグローバルの支配株主となる一方、これまで大株主であったブリッジポイント・デベロップメント・キャピタル(BDC)はフレックスグローバルの株式を売却します。
BDCは2014年からフレックスグローバルを支えてきたパートナーです。フレックスグローバルは新しい株主の下で、業界一流の提供サービスとPhlexEview4技術プラットフォームの海外展開規模を拡大し、急成長中の市場における当社の有力な地位を高めていくことが可能となります。
フレックスグローバルのリック・リーゲル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています:
「治験マスターファイルは臨床試験ワークフローの中心に位置し、ますます審査が厳格となる規制への対応に不可欠なものです。当社は事業のあらゆる面にわたって成長を期待していますが、その理由は製薬業界のスポンサーがそれぞれのTMFプロセスの質と効率の両方における利点を認識し、従って専門のTMF技術/サービスのプロバイダーにますます頼るようになっているからです。当社はBDCのオーナーシップの下で大きな成長を遂げ、顧客基盤と営業基盤を拡大し、当社のeTMF
プラットフォームであるPhlexEviewをリニューアルしました。当社は顧客への価値提案で市場をリードしており、これを引き続き強化・拡大しようと努めている中で、Vitruvianからの投資により、当社の計画を加速し、提供する技術とサービスの深みと幅をさらに拡大できるようになります。」
Vitruvianのパートナーであるフィリップ・ラスメイヤー氏は、次のように付け加えています:
「eTMF
サービス/技術のプロバイダーにとって市場が急成長を続けている時、そしてPhlexEview4プラットフォームの発売が大成功を収めた後でフレックスグローバルに投資できるのは、Vitruvianにとって喜びです。当社の投資により、フレックスグローバルは技術で実現した独自のフルサービスの価値提案をさらに活用することで、この成功を発展させ、有機的および無機的な成長を加速することが可能になります。フレックスグローバルの傑出した経営陣と提携できるのは当社にとって大きな喜びであり、フレックスグローバルの世界的な発展の次の段階を共同で推し進めていきたいと思います。」
ブリッジポイント・デベロップメント・キャピタルのパートナーであるアラン・ペイン氏は、次のように述べています:
「研究開発費の増加と規制の複雑化を背景に製薬業界で業務委託が成長したのと同様に、フレックスグローバルも新しい技術とサービスにより拡大しました。フレックスグローバルは新しいオーナーシップの下で、顧客リーチを拡大することにより、さらに発展を加速できるための有利な立場にあります。」
以上
編集者への注記
フレックスグローバルの詳細情報についてはhttp://www.phlexglobal.comをご覧ください。
フレックスグローバルについて
フレックスグローバルは国際的臨床試験向けの治験マスターファイル(TMF)ソリューションを提供する一流企業で、TMFリファレンスモデルの作成への参加を通じ、業界におけるTMFの成熟で中心的な役割を果たしてきました。製薬企業の上位50社中26社を含め、実際にソリューションを活用いただいている顧客約70社を持つフレックスグローバルは、市場を圧倒する世界的なTMF専門企業として知られています。
当社の完全に設定可能なクラウド型eTMFプラットフォームであるPhlexEviewは、TMF処理、品質管理、リマッピング、アーカイビング、広範なコンサルタント業務を含め、当社が提供するフルサービスを支えています。フレックスグローバルは米国、英国、ポーランドの5営業所を拠点に事業を展開しています。
当社と、ブリッジポイント・デベロップメント・キャピタルを含む以前の株主の顧問を務めたのは Baird、Travers
Smith、CIL、EY、Intuitusです。さらに経営陣は、Liberty Corporate
Finance、BDO、フォックス・ロスチャイルド、Shoosmithsからも助言を得ました。
Vitruvian Partnersについて
Vitruvianは独立のプライベートエクイティ企業で、中堅企業を対象とするグロース投資を専門としています。Vitruvianは、情報技術、ライフサイエンス&ヘルスケア、メディア、金融、ビジネス、消費者向けサービスに及ぶ業界において、急激な成長と変化で特徴付けられる動的な状況に目を配っています。Vitruvianは現在、
Vitruvian Investment Partnership
IIを運用していますが、本ファンドは2013年12月に自ら設定した上限の10億ポンドにてクローズしています。当社の技術/ヘルスケア分野に対するこれまでの投資先にはCRF
Health、Just Eat、Snow Software、Callcredit Information Group、Healthcare at
Homeが含まれます。
Vitruvianの顧問を務めたのはBDO、カークランド・アンド・エリス、Marlborough
Partners、PwC、KPMG、ベリングポイント、マーシュ、Wardynskiです。
ブリッジポイント・デベロップメント・キャピタルについて
ブリッジポイント・デベロップメント・キャピタル(BDC)は、一般的には価値が1億5000万ポンドまでのバイアウトの形で、フランス、北欧、英国に本社を置く企業を対象に、資金を提供しています。BDCは投資活動に専念する投資専門家26人から成るチームを擁し、ロンドン、パリ、ストックホルムの営業所を拠点に事業を展開しています。BDCは国際的なプライベートエクイティグループであるBridgepointの一部門です。Bridgepointはフランクフルト、イスタンブール、ロンドン、マドリード、ニューヨーク、パリ、上海、ストックホルム、ワルシャワの営業所ネットワークを通じ、価値が2000万ユーロから10億ユーロの間の企業に投資しています。BDCは現在、
BDC IIIを運用中です。BDC IIIは欧州で価値が最大1億5000万ポンドまでの急成長企業への投資に特化した6億ポンドのファンドです。
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